使用電力100%再生可能エネルギー化を達成 – 地熱発電導入と非FIT非化石証書活用で、持続可能な社会へ貢献 –
2025-04-05

正岡タオル株式会社では、2025年4月1日より使用電力の100%を再生可能エネルギーである「地熱発電」を導入したことを発表いたします。
当社は、環境負荷の低減に向けた取り組みの一環として、企業の電力を100%非FIT非化石証書をともなう地熱発電に切り替えました。上質なタオルつくりへの情熱に加え、つくり手としての責任を果たすべく、環境負荷の低減への取り組みとして貢献してまいります。
今回導入する地熱発電は、地球内部の熱エネルギーを利用した発電方式であり、気象条件に左右されず安定した電力供給が可能です。また、発電時にCO2をほとんど排出しないため、地球温暖化対策にも大きく貢献します。
さらに、地熱発電による電力に加え、非FIT非化石証書を活用することで、再生可能エネルギー由来の電力を100%調達します。非FIT非化石証書とは、固定価格買取制度(FIT)を利用せずに発電された再生可能エネルギー由来の電力を証明するもので、環境価値を重視する仕組みとして関心が高まっています。
本取り組みは、当社の事業活動における環境負荷低減だけでなく、地域社会における再生可能エネルギーの普及促進にも貢献するものと考えております。
今後も、環境に配慮した活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
・地熱発電とは
地熱発電は、地下数千メートルの深い井戸を掘り、マグマの熱で熱くなった地熱資源(蒸気)をくみ上げて、その蒸気でタービンを回して発電する、化石燃料に頼らない再生可能エネルギーの一つ。
蒸気の力を利用してタービンを回し発電することは、バイオマス発電や火力発電と同じですが、地熱発電の場合は地下から取り出した地熱蒸気を利用するので、燃料やボイラーが不要となります。
当社におけるこの電力調達の取組は、「九電みらいエナジ―株式会社」が運営する地熱発電所群から、小売電気事業者である「大一ガス株式会社」を通じて地熱由来の電力と同発電所由来の非FIT非化石証書を組み合わせた形で電力供給を受けるものです。
・地熱発電所群

©九電みらいエナジー株式会社